MAP

地図とは

同じ出来事でも、見えているものは違う。

まるまるメソッドでいう「地図」とは、その人に世界がどう見えているかという、ものの見方全体です。育った環境や経験、価値観、立場などによって形づくられ、同じ出来事でも地図が違えば解釈や行動が変わることがあります。
SCENE|こんな場面で(説明用の例です)

同じ沈黙。違う地図。

反対している?
考えている?
………
何を言えばいいか
分からない?
まだ言葉に
ならない?

「何も言わない」という同じ事実でも、反対しているように見える人、考えているように見える人、何を言えばいいか分からないように見える人がいて、本人は「まだ言葉にならない」と感じているかもしれません。

地図は何からできるのか

地図
経験
環境
価値観
立場・役割
情報
文化
心身の状態
人間関係
技術

「事実」と「解釈」

まるまるメソッドでは、事実と解釈を分けることを、自分の地図に気づく最初の技術として扱います。

事実

30分の会議で発言が0回だった。

解釈

やる気がない。

この2つは同じではありません。解釈そのものを禁止するわけではなく、自分の解釈を事実だと思い込まないことが大切です。

コラム「事実と解釈とは?」でもう少し深く読む →

構造

氷山モデル

「地図」と「氷山」は同じものではありません。地図が概念(その人には世界がどう見えているか)だとすれば、氷山は構造——その地図を観察するときに、見えているもの/見えていないものを整理する方法です。

水面上

言葉・態度・行動

水面下1

解釈・意味づけ

水面下2

背景・経験・立場

最深部

願い・大切にしたいこと

違うことは、対立の始まりではなく、
対話の始まりかもしれない。

対話の5ステップを見る →

地図を知るための問い

これらは正解を引き出すためのテンプレートではなく、相手の世界に興味を向けるための問いの一例です。

  • あなたには、どう見えてる?
  • 何が起きたと思っている?
  • そう見えた背景には何がある?
  • 何を大切にしている?
  • 私にはこう見えているけれど、あなたにはどう見える?

地図は固定されたものではない

経験や対話、新しい情報、立場の変化などによって、地図の見え方は自然に変化することがあります。

ただし、まるまるメソッドでは変化させること自体を目標にはしません。目的は、地図を知った上で自分の行動をえらび直せる状態になることです。

地図と対話の5ステップ

STEP2「お互いの地図をシェアする」で、それぞれにどう見えているかを伝え合います。

STEP2について見る →

まるまる対話の5つの問いを見る →

よくある質問

価値観だけではなく、経験・立場・情報・心身状態なども含む、その人のものの見方全体を指します。
まるまるメソッドでは、まず正誤判定ではなく「その人にはどう見えているか」を知ることを大切にしています。
いいえ。相手の地図を変えることを目的にはしていません。お互いの地図を知ったうえで、自分の行動をえらび直すことを大切にしています。
経験や対話、新しい情報などによって、見え方が自然に変化することはあります。ただし、変化させること自体を目標にはしていません。