技術|MAP

事実と解釈とは?

「発言が0回だった」と「やる気がない」の違い。

まるまるメソッドでは、事実と解釈を分けることを、自分の地図に気づく最初の技術として扱います。この考え方の正式な定義はMAPページをご覧ください。この記事では、その考え方をもう少し日常的な視点から深掘りします。

同じ「発言が0回だった」でも

会議で誰かが一度も発言しなかったとします。これは、観察や記録によって確認できる事実です。

一方で、「やる気がない」「関心がない」「反抗している」といった受け止め方は、その事実に対して私たちがつけた解釈です。人によって、あるいは状況によって、まったく違う解釈が生まれることがあります。

事実

30分の会議で発言が0回だった。

解釈

やる気がない/関心がない/緊張していた/考えがまとまらなかった 等

解釈をなくすことが目的ではない

私たちは、出来事にさまざまな意味づけをしながら世界を見ています。その意味づけ(解釈)を完全になくすことは難しく、まるまるメソッドもそれを目指してはいません。

大切なのは、自分がしている解釈を、事実そのものだと思い込まないことです。「やる気がない」という解釈を、まるで確認済みの事実であるかのように扱ってしまうと、そこから先の対話が生まれにくくなります。

地図とのつながり

この「事実と解釈を分ける」という視点は、まるまるメソッドでいう「地図」——その人にとって世界がどう見えているか——に気づくための、最初の一歩として位置づけられています。詳しい構造はMAPページで、実際の対話への活かし方は対話の5ステップで紹介しています。

今後、関連する研究・理論的な背景(出典)を追加していく予定です。外部理論を引用する場合は、まるまるメソッド独自の考え方と明確に分けて記載します。